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ママカースト 呪縛 桐野夏生 解決法は? [流行、トレンド]

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「ママカースト」という言葉をご存知だろうか?
年収や家柄による生活スタイルの違いから階層ができ、
ランク付けされたママたちがその呪縛に苦しんでいるのだ。


今朝(18日朝9時36分)に配信された毎日新聞の記事に
「ママカースト」のことが載っていた。
それにより、ネットの中で話題となっている。

桐野夏生さんが今年2月に出した『ハピネス』(光文社)は
その「ママカースト」がテーマとなっている。

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『ハピネス』は、雑誌『VERY』に2010年から昨年まで連載されていたので、
これまでも時々取り上げられてきた。
憧れのタワーマンションに住む30代の主婦が、
ママ仲間と合わせようと必死にもがく姿を描いたストーリーだ。

引っ越してきたことでできる新しい環境。
そこで属したグループでポジションを確立し維持することが、
生活する上で最優先されるべきこととなっている。

『カースト』という言葉でわかるように
その階層は固定的なものであるから、
一度下位に属すると這い上がることは不可能なのだ。
落ちる事はあっても…

だからこそ、嘘で塗り固めようとなんであろうと
そのグループから弾き飛ばされることだけは
避けなければならない。

世間の反応は、へぇそんな世界があるんだ、知らなかった
という健全なものが多い。
また小説ほどでないにしても、それらしき体験をした人もいる。

日本人は、個人プレイが嫌われるので
みんな周りに合わせようとする。
足を引っ張るのは、みんな得意なのだ。

その結果群れることになり、
はじき出されたものにはひどい結末が待っている。
村八分の時代から全く変わっていないし、
現在のいじめの構造も同じだ。

それが主婦やママ友の中にも存在するのは、
誰もが想像できること。
そして、自分が第三者的に見ているぶんには
面白いものであるのも同じだ。

魔女裁判でわかるように、
日本だけではなく人間に共通の性格なのかもしれない。
群れる行為は、自分たちを守るものだから。
そして他を落とす事もまた、その手段の一つだ。

これを打ち破るにはどうすればいいのか?
一言で言ってしまうと
「気にするな」
これに尽きる。

そのグループが、自分の世界の全てになってしまっているから、
そうでなくすればいい。
他に興味を移せば、そのグループの事は気にならないものだ。
ほどほどの距離でなら、うまく付き合えるはず。

毎日新聞の記事は、開放への鍵は夫が握っているのかも、
そう結んでいる。
親密さをどこに向けるか。
夫婦関係がうまくいっていれば、グループどっぷりにはならないのかも。

それ以外にも、自分がやってみたいと思うこと、
趣味やスポーツでもなんでもいい。
どこか一箇所に集中せず、
エネルギーを注ぐ先をうまくバランスを取っていけば、解放されるはず。
こんな問題で悩んでいる人は、とても真面目な性格だと思われるから、
自分なりに緩め方を探してみることが大事だろう。

世の中には、楽しいことがいっぱいあるよ!
これぐらいのノンキさでいきましょうよ。


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