森山未來 留学 文化交流使

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俳優の森山未來が1年間休業して、
海外留学することがわかった。
文化庁の指名により、文化交流使として
10月からベルギー、イスラエルで活動する。

森山未來が1年間、日本での活動を休止する。
ファンにとってはショッキングなニュースかもしれない。

『モテキ』で知られる森山未來は、
もちろん実力派の俳優だが、
ダンス教室を主宰する両親の下で、
子供の頃から鍛えられたダンスもすごい。

本格デビューした舞台『BOYS TIME』のオーディションでは、
演出の宮本亜門を、「どんなダンスもこなしてしまう恐るべき15歳」と
うならせている。

受賞歴もすごい。
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』では、
ブルーリボン賞の新人賞、日本アカデミー賞の優秀助演男優賞、新人俳優賞を、
最近では『苦役列車』で、日本アカデミー賞優秀主演男優賞・優秀助演男優賞を
Ｗ受賞するなどの活躍ぶりだ。

このような輝かしい実績と実力が評価されたのか、
この度、文化庁から文化交流使に指名された。
この制度は平成15年から始まったもので、
いわゆる留学とは違う。

海外派遣型の文化交流使とは、
外国に滞在して文化活動を行うことで
日本文化を広める役割を担っており、
渡航や滞在、活動にかかる費用を国がある程度負担するもの。
（全額ではない。）

一学生として勉強しに行くわけではなく、
今やっている芸術活動を現地でするのだから、
まさに『ハケン』。
仕事である。

高額の補助は出ないのだろうから、自己負担する分もあろうが、
国が認めた才能となれば、この先格付けがアップするはず。
また、日本だけでなく海外での活動も、この先よりやりやすくなる。
そう考えると、本人にとっては計り知れないプラスがある。

もともと、芸術に国境はない。
神様からいただいた才能は、みんなでシェアしなくちゃ。
いかにも『和』っぽいものだけが選ばれるのではないこの制度は、
なかなかイイ感じだ。

森山未來さん。
その才能を世界で広げて、また素晴らしい作品を作って下さい！！
期待しています。

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